[ウクレレコード紹介]強く儚い者たち / Cocco
ウクレレラバーの皆さん、こんにちは。takaraです。
こないだミュージックステーションを見ていたら、超久々にCoccoが出演してました。僕がCoccoにドハマリしていたのはちょうど大学受験に失敗して、予備校通ってた頃ですね。
ストレートで受かった親友が、当時遠距離恋愛をしていて、この曲の「あんたの女は今頃別の誰かとイケナイコトしちゃってるわよ」的な歌詞に影響されすぎて、「彼女の動向が心配だ」と、めちゃめちゃ相談してきた記憶が蘇ります。浪人生にそんなん言われてもさー。模試で頭いっぱいだっつーの。
ということで、当時の甘酸っぱい記憶とともにご紹介するのは、代表曲の「強く儚い者たち」です。
ウクレレで強く儚い者たち。コード進行とポジショニング例
もう若者はこの曲あんまり知らないかもしんないですね。名曲なんだけどなぁ。まあ原曲聴いてみましょう。アップルミュージックに入っている人は、そっちでフルバージョンを聞けます。
YouTube 公式チャンネルはこちら→Cocco – 強く儚(はかな)い者たち 【VIDEO CLIP SHORT】
ちょっとネットを調べたら、本人は楽譜も読めず作曲の勉強をしたこともないんですって。先日のミュージックステーションで本人も言ってましたが、頭に流れた歌をただ表現するそうです。ちなみにこの曲は20歳の頃の曲ですけど、これが頭に流れる20歳ってせつなすぎですよ。好き。
ではコード進行とポジショニング例です。原曲と合わせて練習してみましょう。
強く儚い者たち Cocco
コード進行はいたってシンプルです。バブルガムブラザーズのウォンビーロングみたいなコード進行が続きますが、メロディーと歌詞によっては、こうも変わるから音楽ってのは不思議です。オリオリオリオー、ヤリヤリヤリヤー…。
ウクレレで強く儚い者たち。工夫してもっと楽しむ小ネタ集
さて、この曲はとても思い出深く愛着のある曲なので、いろいろやってみたくなります。原曲はコード進行こそシンプルですが、所々に凝ったポイントがあるんですね。
バンドなら迷わず裏拍でコード弾きに専念してれば良いんですけど、ウクレレ一本で何ができるか、何をしようか…、というのが僕の楽しみでもあるので、まぁいろいろやってみましょう。
イントロのギターをやってみる
この曲はノイジーなギターで始まります。しばらくして他のパートが入っていって、厚みのあるバンドの音になるわけですが、この重っ苦しいギターが結構僕の好きポイントだったりします。ウクレレなので当然重苦しくはなりませんが、とりあえずやってみましょう。
参考動画はこちら→強く儚い者たち / Cocco イントロギターのマネ
エレキウクレレでやると、そこそこマジっぽいです。僕はエフェクター持ってないので、アンプでゲインとトレブル全開にしてやってみました。エフェクター持ってる人は、ペダルでクリーントーンと切り替えれば、自然な流れで後の伴奏に移行できますね。エフェクター買おっかなぁ…。
バッキングは裏拍のレゲエ調でやる
これは、説明するまでもありません。曲を聴いたままの雰囲気で伴奏のコードを弾けばオッケーです。カッティングをうまく使います。ダウンストロークでミュート弾き、アップストロークで音を鳴らしてすぐミュート、を繰り返します。ずーっとこれを続けるだけでも十分素敵な弾き語りができます。
参考動画はこちら→強く儚い者たち / Cocco ウクレレ伴奏例①
ちなみに、カッティング・ミュートの方法は次の記事でも詳しく紹介してますんで、参考にしてください。
ベースパートの雰囲気を入れてみる
この曲でもう一つ特徴的なのがベースラインです。バンド演奏ならもちろんベースの人にコレを弾いてもらえば良いんですけど、ウクレレ一本でもなんとなく雰囲気出したいですよ。なので、そのまんまトレースはムリですが、コードを織り交ぜてこんな感じにやってみても面白いかもしれません。
参考動画はこちら→強く儚い者たち / Cocco ウクレレ伴奏例②
あ、動画の中で、「D♭m7」て言わないといけないところを、間違って「Dm7」て言ってますね。まちがいです。ごめんなさい。
以上、いろいろやってみてください。
まとめ
以上、Cocco「強く儚い者たち」のウクレレコード・ポジショニング紹介でした。大好きな曲だけにいつも以上の熱量で紹介してみました。シンプルなのでウクレレ向き。歌詞とメロディーが秀逸なので、聞き手も弾き手もなんだか心が動かされます。
ちなみに今、原曲を聞きながらこの記事を書いてますが、僕もう泣いてます。だめですね年取ると涙もろくて。それでは皆さん、さようなら。
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