[ウクレレコード紹介]さみしがり屋の言葉たち / 安藤裕子
こんにちは。takaraです。
ブログで紹介する曲をチョイスするのも、一苦労。意外と思いつかないもんです。
世にある音楽を機械的に片っ端から上げていってもいいんですが、苦行みたいになりますからね。そこそこ自分のテンションも維持しながら、「俺の中でのトレンディ―な曲」を記事にしたいんですね。
そこで、「雨が降ったら、雨に関する好きな曲を上げる」という新ルールを採用しました。で今日は雨が降ったので、大好きな安藤裕子「さみしがり屋の言葉達」です。
では行きましょう。
さみしがり屋の言葉達。コード進行とウクレレポジショニング例
あんまり知っている人いないんだろうなぁ…。では原曲の確認です。
ちょっとルーズなリズムもあいまって、鬱々とした印象ですが、だがそれが良い…。あんまり関係ないですが、僕は「この曲調で所属レーベルAvexなんだぁ…」という驚きがありました。
ではコード進行とウクレレポジショニング例の紹介です。
さみしがり屋の言葉達マイナー基調の気持ちいコード進行ですねぇ。
特徴的なのは、頻繁に出てくるA♭7。
◯7というコードは、たびたび着地するコードの半音上をルートにして、経過コードとして使われます。
この曲の場合は、例えばGm7の手前に入るA♭7がそれなんですが、特徴的なのはB♭maj7の前にもA♭7を入れている点ですね。この使い方はあんまり見かけません。普通だったらB♭maj7の前にはB7を入れたくなるもんです。
仕掛けたのは作曲の宮川弾なのか、編曲の山本隆二なのか、わかりませんが、非常に気持ちの良いセブンスの使い方です。
これなんか理論的に考え方があるんですかねぇ。誰か知ってたら教えてください。
まとめ
以上、安藤裕子「さみしがり屋の言葉達」でした。
なんかうまく説明できないんですが、この曲を一人でしっぽり弾き語っていると、ボサノバをやっているような錯覚を覚えます。静かな中に火が燃える、みたいな…。
雨でやることない日に、気長に遊んでみてください。ではウクレレラバーのみなさん、さようなら。
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