[ウクレレボサノバ講座]第5回。とりあえず1曲できるようにしてみよう。


こんにちは。takaraです。

ウクレレボサノバ講座では、ここまでボサノバって?、ボサ弾き(バチーダ)のやり方、と紹介してきました。必要最低限の知識とポイントをお伝えした所で、いよいよ曲をやってみよう、のコーナーです。

僕が始めて弾き手としてボサノバに触れたのは、たしかNHKが出版していた「ギター講座」の本のボサノバの回でした。もう遠い昔なのしっかり覚えていませんが、確か小野リサが解説してたような気がします。

そこで紹介されていた課題曲が「ソ・ダンソ・サンバ」。ボサノバの超スタンダードです。とても短い曲で、コードもド定番。おまけにポル語(ポルトガル語)素人でも、なんとなく歌詞が真似できそう。ボサやりたいと思っている人には、必須ソングと言ってもいいでしょう。

これまで勉強してきたバチーダのリズムを参考に、ボサノバを楽しんでみましょう。せっかくなので弾き語りできるところまでを目指しましょう。練習すれば絶対できます。

ウクレレでソ・ダンソ・サンバ。コードとポジショニングとバチーダのリズム例

まず、曲のおさらいですね。「あたしゃサンバしか踊らないのよっ」というリオッ娘らしい歌です。みんな知っている小野リサのバージョンで聞いてみてください。

さて、この曲の構成はシンプルで、Aメロ-Aメロ-Bメロ-Aメロ、の繰り返し。ジャズやボサにはこの構成がよくあって、ジャズセッションの場では「あ、A-A-B-Aねー」みたいに浸透しています。

コード・ポジショニング・リズムパターン例を参考に、バチーダを弾いてみましょう。

ソ・ダンソ・サンバ コードとリズムパターン

 

赤字のところは、次のコードを前倒しで弾く裏拍のリズムですね。

第4回で説明した通り、バチーダには無限のリズムパターンがありますが、今回はまず1曲、というのがテーマですから、ここで紹介したリズムパターンで覚えてみましょう。

ウクレレでソ・ダンソ・サンバ。ポイントを押さえて曲を演出しよう

さて、A-A-B-Aを通して弾けるようになったら、次は曲を完成させましょう。この曲は前述のA-A-B-Aを繰り返し弾いていればいいんですが、曲の始め、曲の終わりを一工夫すると、完成度が上がります。

曲の始めは、1拍目だけ弾いてブレイク

曲の頭って大事です。やっぱ聞き手に「え、どんな曲始まるのかなぁ」「この先も聴いてみたいなぁ」と思ってもらいたいですよ。始め良ければ終わりよしです。

この曲は、1拍目だけスルド・タンボリンを全部「バンッ」と叩いて、ブレイクします。ブレイクっていうのは、音を止めることですね。で、3小節目(半拍前のタンボリン)から伴奏を再開させる訳です。

曲のラストは繰り返しを入れる

続いて終わりよければ全て良し、ということで、曲のラストの演奏例です。

これは、Aメロのコード進行をちょっと変えて、3回繰り返すというもの。最終の4小節は歌のリズムに伴奏をあわせることで、「エンディング感」を高めます。

コードはAaug7♭9の代わりに、E♭maj7を弾くだけなので、むしろポジショニングとしてはこっちの方が簡単かもしれません。

ソ・ダンソ・サンバ エンディングのコード・リズムチェンジ

参考にやってみた動画をリンクしておきます。

リンクはこちら → So Danco Samba / Voz & Ukulele

ウクレレでソ・ダンソ・サンバ。せっかくなので歌も歌ってみよう。

頑張って弾けるようになったら、歌もうたいたくなるものです。当ブログは歌の紹介をするものではない(ていうか出来ない)ので、歌詞(カタカナ読み方付き)が紹介されているサイトをリンクしておきます。

リンクはこちら → ボサノバ歌詞集 ソ・ダンソ・サンバ

本格的にポル語をやりたい人には不十分ですが、なんとなくボサを楽しみたいレベルなら、リンクの内容をそのまま歌うだけで十分です。

まとめ

やっとこさの第5回で、曲できる所まで紹介が終わりました。ほれ、どうですか。なんとなくボサできるようになったでしょ。

「ボサって割とウクレレでもイケるじゃん」と思ってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。

とりあえず、キリの良いところでボサノバウクレレ講座は一旦終了します。が、気が向いたらまた再開します。まだ、ボサ奏法の小ネタは山程あるし、良いブラジル音楽も沢山ありますからね。

では、ウクレレラバー、ボサノバラバーの皆さんさようなら。頑張ってみてね。