[ウクレレボサノバ講座]第1回。ボサノバってなに? ウクレレでできる?


こんにちは。takaraです。

さて、コード紹介ばかりしててもアレなので、たまには趣向を変えてみようと思います。で、この企画「ウクレレボサノバ講座」です。全何回になるかはわかりませんが、飽きるまで続けてみます。

この手の話って、がっつりやりたい人は教室に通うなり、プロに習うなり、ブラジルに修行に行くなりすればいいんですが、諸事情で叶わぬ人もいるでしょう。そんな人にうってつけのこの企画。その昔、ブラジル音楽にどっぷり漬かっていた頃(その時はギターだったけど)の経験を、余すことなくシェアしていこうと思います。

第1回は「ボサノバってそもそも何? ウクレレでやるとどんな感じになるの? 」という内容をメインにお送りしましょう。ちなみに元々ポルトガル語(以降「ポル語」)なので、それっぽく発音すると「ボサノヴァ」ですが、めんどいので「ボサノバ」とか「ボサ」って書きます。ピザをピッツァと言わなくてもわかるでしょう。ね?

では始めましょう「第1回 ウクレレボサノバ講座」。

ボサノバってなに? ウクレレでできるの?

多くの人がイメージするボサノバは、なんとなくこんな感じでしょうか。

ライトなリスナー層にも幅広く人気な小野リサですね。ちなみに僕は彼女からボサノバに入りました。気持ちよい音楽です。では解説です。

ボサノバとは

こんなニッチなサイトを見ているあなたは、すでにボサノバを知っていてここに辿り着いたかもしれません。閲覧してくれてどうもありがとうございます。感動してます。でとりあえず、企画の都合上ボサノバの説明をしておきます。

長々説明するのが面倒なので、ここで便利なWikipediaの登場です。便利ですね。詳しく書いてあるので、暇な時に読んでみましょう。

リンクはこちら → Wikipedia ボサノヴァ

簡単に言うと、ボサノバはサンバから派生したブラジル音楽の一種です。Wikiを見ても分かる通り、ジャンルとして成立するまでの過程は諸説あるようです。が、現在「ボサノバ」として演奏されている楽曲やアレンジは、ほぼ間違いなく「ジョアン・ジルベルト」の演奏スタイルに影響されたものだと、僕は考えています。

という訳でこのブログでは、ジョアンジルベルトの演奏スタイルを基軸にしたものを「ボサノバ」と言う事にします。ジョアンジルベルトというのは、ボサノバを語るに外せない3大アーティストの一人。

作詞担当:アントニオ・カルロスジョビン(演奏もする)
作曲担当:ヴィニシウス・ジモライス(演奏もする、政治家もやってた)
表現担当:ジョアン・ジルベルト(作曲もちょっとする、猫が好き)

という感じですね。これを知っていても「へー、音楽に造詣が深いのね」とまではなりませんが、ボサやるにあたっては知っておいて損はないでしょう。

では、ジョアンジルベルトの演奏を聞いてみてください。完全にギターと歌だけの名盤です。

冒頭に紹介した小野リサの作品と比べると、「暗っ…」、「なんか何言ってんのかわかんない」とか思うかもしれません。しかし、ボサの神髄ここに極まれり、という音源の一つです。小野リサの音源からも、この演奏スタイルが根底に流れているのを感じてもらえればいかな、と思います。

はい、なんとなくわかりましたかね、ボサ?
まぁ、ボサノバと名のつくものをいろいろ聞いてみるほうが早いかもしれません。

ウクレレでボサノバはできるのか

結論から言うと、本格的な本場のマジのボサは無理かもしれません。マジのボサって何なんだい、という話もあるんですが、ガットギターじゃないとこの雰囲気はなかなか出ませんね。ウクレレを使ってボサやってる、本場ブラジルのミュージシャンって聞いたことないですもん。

「そりゃぁね、やっぱ本気でボサノバするなら、ギターでポル語じゃないとダメでしょ」とか言ってしまうと、元も子もありません。安心してください。ウクレレでもちゃんとボサ楽曲を楽しむ、演奏を披露して聞き手に楽しんでもらうことは出来ます。

ウクレレでボサノバの演奏例紹介

とはいえ、実際どんな感じになるの? という所は気になるので、ちょっと事例を紹介してみましょう。プロのウクレリスト(ブラジル人じゃないけど)でも、ボサの曲をやってる人はいます。

ウクレレの神様「ハーブ・オオタ」もやってますね。ウクレレという楽器の性質上、どうしてもトロピカルな感は否めませんが、立派にボサノバしてます。

 

ボサの表現方法は、今やポップスからクラブミュージックまで、幅広い音楽のジャンルに取り込まれています。好き嫌いはあるかもしれませんが、別にウクレレでやったって全然成立するわけです。

ウクレレで弾き語りをしてみるとこんな感じ

お試しに、僕もやってみました。ポル語は適当なので参考にしないでください。まぁ肝心のウクレレも言うほどアレですが…。

参考動画はこちら→イパネマの娘 ウクレレ弾き語りデモ演奏

いろんな事する人がいていいんですよ。ジャンルの定義なんて勝手に決めずに、可能性を見つけていく方が楽しいですから。「ウクレレでボサやってたつもりが、別の新しいジャンルを作っちゃった」、なんてこともあるかも知んないし。結局、ジョアン・ジルベルトがやったことは、そういう事ですしね。

まとめ

 

さて、ウクレレでボサやりたかった人。ちょっとモチベーションが上がったでしょうか。世間には一定数のニーズがあるようで、ウクレレで弾くボサの楽譜も市販されてますね。自分で使ってみたことは無いので、この場での紹介は控えますが、そういうツールを活用してもいいかもしれません。

まずやってみる。これ大事。このサイトでは、教則本や楽譜に(たぶん)書いてないボサノバ演奏のコツも紹介していきますから、興味のある方は次回以降もちらっとのぞいてもらうと喜びます。

初回は思いのほか、うっっっっっすい内容でしたが、それだけ長寿企画を考えているという事にしておいてください。では、お疲れ様でした。ウクレレラバー、ボサノバラバーの皆さんさようなら。